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Yonetomiのブレトンシャツ(Breton Shirt)=無地のバスクシャツ、山形・米富繊維から到着しました。何度も言います、ニットです。この着心地、実感してもらいたいんです。バスクシャツの無地、ホワイトとネイビー。20,900円(税込)。サイズは、size1(=S-M), size2(=M-L), size3(=L-LL)。無地なのでいろんな重ね着ができるなぁ、ボートネックが苦手な人にも勧めたいし、ということで、白の2を着てみました。 タートルニット、ヒッコリーシャツ、クロTシャツ、そして一枚で。4通り着ました。紺は1を着てみました。着られますが、ちょっと小さいです。 製品の良さについては前回のマリンボーダーのときにかなり語っているので、そちらを参照していただきましょう。https://www.savilerowclub.com/clipboard/archives/10957何度も言うようにカットソーじゃなくてニットです。例の肩の立体的な二重生地構造、編み生地もリンキングも、ちゃんとしてます。 これ、着ればわかる、んですが、着てもらわないとわかんない、のが辛いところ。さて、バスクシャツというと思い出すのが、早逝した名ライター山口淳さんのことです。必ず裏を取る、提灯記事は書かない、私が一番信頼していたライターでした。で、バスクシャツはバスク地方とは無関係なんだよ、ってことを頻繁に語ってたんですね。同業の遠山さんが書いた文章がネットに載ってるので、読んでみてください。山口淳が問いかけたバスクシャツの謎について(遠山周平)バスクじゃなくてブルターニュでしょ、ってことですね。ブルターニュはブリテンの語源で、小ブリテンです。大ブリテンというのはつまりグレートブリテン、英国のでっかい島のことです。で、そのブルターニュの沖50kmに浮かぶ小さな島がガンジー島。ガンジーセーターの発祥地。コットンとウールの違いこそあれ、ボートネックや寸胴なシルエットなど、よく似てますよね。ということで、マリンボーターの柄物をバスクシャツと呼ぶのは今更否定できないほど定着しているので、せめて無地についてはブルターニュのシャツということで、ブレトンシャツBretonShirt、と呼んであげようかな、と考えた次第。この無地ものは、私の要望がきっかけで、山形の米富繊維さんが企画したもの。だからちょっと思い入れ過多のところがあります。
20,900円(税込)
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